昭和50年代に道路拡張工事により解体済み建物だが、建物所有者である借地人が滅失登記をせずに引越したため、行方の分からない建物所有者に代わって土地所有者が法務局に申出。稀な手続きだが、土地所有者には貴重な申出制度。 (富塚)
太陽光発電の需要は相変わらず高い。最近は施設用地として閉鎖したゴルフ場コースが稼働済もあるという。最近パネル工事業者から、コースの地形測量を3Dスキャナー計測で検討したいとの打診があった。コースの微妙な起伏やコース両側にある樹高による日影等の解析には好都合な計測手段だ。更に模型飛行機やUVA(小型無人飛行機)を利用すれば利用価値の高いデータになる。 (富塚)
2年間務めた神測協役員の任期満了に伴い北海道へ懇親旅行。新千歳空港から社台ファームへ。 緑の大地の素晴らしい景観の中で現役を引退した競走馬がのんびりと草を食む光景だけで十分癒された。 旅行中は終始楽しい時間を過ごせ、幹事さんの周到な準備に大感謝です。 (富塚)
風力発電用風車の羽根(ブレード)は風に対し羽根の角度を90度変位出来ます。その際生じる羽根先端部の変位量計測を、従来のノンプリズム測距儀方式と新技術のレーザースキャナー方式の併用により複合解析した。計測変位値は設計値に対して許容範囲の値であり、依頼者の依頼目的を達成できた。(富塚修)
国内初の「産業競争力強化法」の適用事業に伴い、約50haの工場敷地内の未登記建物総数120棟の表題登記を5か月の短期間で完了できた。臨海部の大規模工場のため、RTK-GNNSや小型レーザー距離計等を活用して品質確保と効率化を図った。業務遂行のため多くの関係者の誠実かつ熱意ある協力に助けられて完了したことを厚く感謝します。(田尾)
3月21日、日頃から大変お世話になっている司法書士佐藤純通先生の黄綬褒章受章祝賀会に参加。先生の30余年に及ぶ法務行政と業界への多大な貢献と功績 に対する受章であり、心より祝福申し上げます。祝賀会は交友の広さ、ご本人の人となりに包まれ大盛会でした。まだまだ、現役でご活躍を祈念いたします。 (富塚修)
昨年度の会社移転に伴い、中法人会から地元神奈川法人会に所属替えをした。適正な納税と共に、今後は地元神奈川区の地域企業としての業務展開や地域貢献も意識していきたい。
神奈川方式の入札制度が7年経過し、新たに「いのち貢献度指名競争入札」制度の試行に関する横浜川崎治水事務所主催の説明会に参加。「いのち貢献度」のネーミングは意外性がある。今後は新制度に対応する更なる社内環境の整備が必要になる。
テーマは「震災により基準点成果の公開停止された地域における地積測量図の作成等の取り扱い」と「土地家屋調査士業務の希薄化と業態変更」。実務と経営と いう話題を緊張して聴講。将来を見据えた経営感覚で仕事をするのは大切。足元を固めながら日々新たな気持ちで実践が肝要と理解するのですが、現実の足元に不安を感じることも。)
2月19日に「地籍調査の新しい取り組みについて」のテーマで長生郡市地籍調査協会代表理事の石塚修氏の講義を聴く。測量業者と土地家屋調査士業者が新 組織を設立して地籍調査事業を協働受託する仕組みの実績を解説。よくぞ両業界のボーダレスを実現し、受託実績を残している講師の強いリーダーシップに敬服。
今年のテーマ「信託法の主要ポイント」を元信託協会調査部長の折原誠氏にお願いした。信託法の講義を聴く機会は通常ほとんどなく、短時間ではあったが信託法のエッセンスを聴くことが出来、実務家として不動産流動化事業の物件を扱う時に、受託者・受益者の特定に苦労するため、少し身近な法律になった感じ。 (富塚)
国交省・地籍整備課主催の「民間事業者等の測量成果を活用した地籍整備の推進に関する説明会」に参加。国土調査法第19条第5号による指定申請制度 (地籍整備推進調査費等補助金制度)を活用して、民間事業者(地方公共団体を含む)が作成した測量成果により、法14条地図の整備促進を図る制度。課題 は我々業界の積極対応よりも民間事業者の協力体制の確立が肝要。
今年の干支は甲午(きのえうま)。干支は生命やエネルギーの生長・発展・収縮する変化する過程を分類・約説したもので、干と支を組み合わせて60区分したもの。甲は殻を被っている草木の芽 が春になり頭を出すという象で、干の午は「忤(さからう)なり」と解読され反対勢力の高まりを示すとか。今年が難局の中でも生長の力が勝る一年であって欲しいものです。