2017年11月05日

3D計測による河川氾濫時の浸水予想マップ(段彩図)作成

 公共測量関連で河川氾濫時のハザードマップ(浸水予想マップ)作成の為の3次元レーザー測量を受注。約4ヘクタールの浸水予想地区を3D計測。専門協力業者に助けられながら点群データ基図が完成。その後、10pごとの浸水状況を段彩図に反映していくと、区域内の浸水危険箇所がくっきりと現れ、今後の排水計画や宅盤の改良計画の大事なデータになる。先端技術の測量が防災に役立っていると思うと、少しだけうれしさを感じました。(田尾)

2017年11月01日

太陽熱発電実証実験装置設置に伴う工事測量に苦戦!

 昨年、大手重工業より太陽熱発電実証実験装置(太陽光ではない)の設置に伴う測量業務を受注。設備は太陽光を地上のミラーパネル群で反射させ、地上約20mの集光用パネルに対面させて光を熱に変換して発電する装置。高い集光精度が求められるため、僅かな角度のズレが出力に大きく影響し、監督者には1oの誤差でもいやな顔をされる状況。工事測量のため光波計測の他にスチールテープ等も併用し精度確保する大苦戦。器械や測手の誤差を考慮すると、「無理だよ!」と心の中でつぶやきつつも、最大限の精度確保に成功して完了。発注者からは喜んでもらえた。つい最近、実証実験が無事完了した連絡を受け、「僕も少しはほめてください!」と心の中でつぶやきました。(田尾)

2017年10月05日

ゴミ置場の移動は深刻な課題

  相談を受けている宅地造成計画の中で、従来からのゴミ置場の移動が大きな課題になっている。所有者は好意的にゴミ置場として近所の住民のために長期間使用させてきたものの、事情を知らない住民の多くは当然の権利の様に利用。所管する役所の対応も明確でなく住民による解決を期待。日常何気なく通り過ぎる道路付近のゴミ置場だが、当事者の利害意識が潜在する厄介な問題である。(富塚 修)

2017年09月12日

『法定相続情報証明制度』がスタート

 今年5月29日施行した新制度だが、当社ではまだ運用実績が無い。従来の「戸籍謄本の束」の代わりに、『法定相続情報一覧図』を作成して相続人本人あるいはその代理人が、交付を希望する法務局に対して申出書を提出し交付を受ける制度。交付された一覧図は相続登記の他にも銀行の払い戻し、証券会社の相続手続き、保険会社の保険金請求手続きにも活用でき便利な書類だが、今のところ税務署の相続税申告には利用できないのは残念である。(富塚 修)

2017年09月06日

『みんなで創る、活力ある職場』の社員研修会開催

 最近弊社では若年社員の短期離職が続き、就業環境や社員の指導力の改善が急務の状況。 県労働センターの専門員による、全社員参加の半日研修、労務管理研修会を開催。講義は労働法の基礎知識ではあるが、まずは「はじめの一歩」として。(富塚 修)

2017年09月02日

『地震は必ず予測できる』講演会に参加

 元日本測量協会会長村井俊治氏の講演会。日本は過去400年間に震度5以上の地震が約30回発生し平均13年に1度の発生率との事。地球の上空を周回する測位衛星と全国に設置した約1300点の電子基準点との点間距離を精密測位、解析すると、地震発生前に地表では微小な異常変動が現れるため、この変動値情報を一般に提供して、地震による生命・財産の被害を極力減少させようと尽力している。先生によると「概ね当たった」と云える予測率は80%程度近くになり、活用する価値がある。衛星測位による地震予知の精度向上と解析能力の向上を期待したい。(富塚 修)

2017年07月31日

松浦正人市長の生き様に感動!

 松浦正人防府市長の全国市長会長就任祝賀会に参加。当日の主役にもかかわらず、会場では自らが取りまとめ役を務めるタフぶりがすごい。市長は防府木鶏クラブを立上げ以来、代表世話人を続けている。国内の木鶏クラブで、市長が代表と云うのは防府市だけでは無いかと思う。お逢いする度に松浦市長の生きざまに感動です。(富塚 修)

2017年07月15日

第19回 地籍問題研究会に参加

 地元の横浜市立大学での開催のため久しぶりに参加し有意義であった。テーマは「人口減少社会と境界・土地問題」。沢山ある課題や提案の中で、マンション管理規約に、土地境界立会いの権限を理事会の権限として規定化すべきとの提案あり。実務上は産学で協力し早く実現したい事項である。(富塚 修)

2017年06月25日

メートルからセンチメートルへ

 6月1日準天頂衛星『みちびき2号』が打上げ成功。今年秋頃に3・4号を計画しており、来年には日本上空を7基の衛星が運航するため、測位精度が現在のメートル単位からセンチメートル単位に向上し、従来利用が困難だった都市部密集地や山間部でもGNNS測位の利用機会が増加することになる。当社も準天頂バンドが受信できる新型受信機導入が必要か。(富塚 修)

2017年05月15日

技術研修会に参加

 神測協主催(テーマ:測量行政の今後のあり方・3D点群データの実務)と横浜支部主催(テーマ:横浜市の助成による私道移管について)の技術研修会に各々吉岡部長・小川課長と参加。 (富塚 修)

2017年04月25日

『水素ステーション』で登記完了!

 県内初の単独水素ステーションの表題登記に当たり、初めて建物の種類を「水素ステーション」で登記完了。 従来はガソリンスタンドとの併設のため、違和感を感じながらも「給油所」の種類で登記をしてきた。本施設は単独で水素の搬入設備・保管設備・給水素施設・監視施設から構成。約2世紀に亘りエネルギーの主役は化石燃料であったが、徐々に水素燃料の時代を迎える。(富塚 修)

2017年04月03日

最高裁がGPS捜査に違憲の判断

 3月15日最高裁は、窃盗事件に関与した共犯者の自動車に本人の承諾や、令状取得することなく、個人の行動を継続的に本人の意思に反してGPS端末器を設置して捜査したことを違法とし、今後の立法的な措置が必要との判断をした。測地分野では既に大変活躍中のGPS端末器ですが、法律の人権保障との調和が先端技術の活用に求められる事例です。 (富塚 修)

2017年03月31日

「他の業者作成の境界確認書」添付の登記申請

 平成27年12月28日発出の法務局総括表示登記専門官の事務連絡により、他人が作成した境界確認書を添付して登記申請する場合の取扱が始まり、「隣接地主から過去の境界確認の事実を確認する作業」が我々実務家に大きな負担となりつつあり、依頼者にとっても工期の遅延、費用の増加が伴うためご理解を得たうえでの業務処理が必要。 (富塚 修)

2017年03月01日

『AIと士業のあり方』座談会参に参加

 白金士業倶楽部の今年の勉強会は、「法律人工知能」を研究する櫻井成一朗教授の概要説明後に参加者の意見交換。普段AIに無縁な私は座談には入れず。今後100年間に消えていく業種の中に「測量技師及び製図従事者」がリストアップされているのはショック。士業がAIと共生するには「専門性と創造性」を兼ね備えることが肝要とのまとめでした。 (富塚 修)

2017年02月24日

先端技術の研修参加

 『プラント・設備等の3D点群データの取得・モデリング技術』の研修会に参加。講師は株式会社空間情報の高橋孝明社長。3D計測のパイオニアとして長年実務経験を積んできた解説は大変貴重な講義であった。弊社の経営資源では超ハードルの高さを認識させられたが、出来ることから挑戦したい3D計測技術である。 (富塚 修)

2017年02月23日

商工会議所北支部40周年祝賀会参加

 会員として何のお役にも立っていないが、弊社が会員登録して40余年以上のため、永年会員として表彰をされた。北支部では50年以上が120余社、30年以上が350余社とのことで、表彰対象企業の名簿を見ると、地元の著名な企業が沢山あり、弊社は来年創業50周年を迎えることになるはずで、改めて社会に貢献し続ける企業を目指したい。 (富塚 修)

2017年01月26日

「頼まれ事は試され事」!

K&S総合会計(川西京也所長)の創立30周年記念祝賀会に出席。慧眼の士である所長の姿勢と顧客満足サービスを大切にする経営姿勢がうかがえる盛大な祝賀会だった。講演会での中村文昭氏の講話が大変面白く、CDを購入し早速傾聴中。「頼まれ事は、試され事」の話は日々の仕事の中で、大きなヒントになる感動のお話だった。 (富塚 修)

2017年01月06日

あけましておめでとうございます。

今年の干支は「丁酉」(ていゆう・ひのととり)。天の気である丁は「あたる」「さかん」で、前年の「一」に新たなエネルギー「亅」が打ち当たる火の気であり、打倒や変革の兆しを指し、地の気の酉は酒器を原意とし、麹が醗酵、熟成する意を持つ水の気との事。干支から予測する今年は、肯定的に予測すれば新しい勢力が突き上げ、醸成される兆しの年と云えそうです。 本年の皆様の吉祥をご祈念申し上げます。 (富塚 修)